特許調査~太陽光発電①~
ソーラーパネルの寿命がくると言われている昨今、
ふと思い立ったので太陽光発電関連の特許を調べてみました。
まずは検索式を立てるところから。
あまり細かいことは調べないのでFIを使ってザックリ調べることにしました。
まず、該当するFIを調べます。
Jplatpatの特許・実用新案検索で太陽電池と検索し、それっぽい出願のFIをみるとH01L31/04とあります(下図)。
これがどういう分類なのか、Jplatpatの特許・実用新案分類照会(PMGS)で詳細を確認します。
長々と書いてありますが、
H01L31は
”可視光や粒子線などに反応する半導体装置で、そのエネルギーを変換制御するもの”
で、
H01L31/04は
"変換装置として使用されるもの"
となっています。
問題なさそうなのでH01L31/04で検索しました。
では、調査結果です。
まず、2000年~の出願件数をみてみます。
出願件数は2007年頃から増加し、2011年にピーク、その後減少して現在はピーク前の水準まで戻っています。
(2019年はまだ公開前のため出願件数が少ないのだと思います)
補助金とか、固定価格買取制度とか、この辺で始まったんですかね。
2010年ごろは「温暖化が~」とか「再生可能エネルギーが~」とか話題になっていた気がします。
世論や政策を背景に各企業が製品化に向けて頑張って出願していたのだと思います。
ひとますここまでにして、
次回はどんな企業がこの分野で頑張っているのか、
企業別の出願件数を確認してみようと思います。